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政治について語ろう

私たちには選挙権があります。選挙権とは参政権の一つであり、間接的に政治に関わっていること意味します。

選挙権が満18歳以上に引き下げられたことの理由は、「若い世代が政治に関心を持ち、積極的に政治に参加することが期待されています。」と総務省のHPに記載があります。

 

では、政治に関わるとはどういうことか?

投票するのは当然だが、選挙期間中にだけ関心を持つことなのか?

 

選ばれた議員、知事らが、その任期中にどのような政治活動を行っているかを見定めることが、「政治に関心を持つ」ということだと私は思います。

 

さらに、「積極的に参加する」には、その政治活動について声をあげて批判することが必要だとも思います。

 

ちなみに、批判するとき、非難の声ばかりが目立ちがちですが、良いときは称賛の声もかけましょう。(批判とは、良い所、悪い所をはっきり見分け、評価・判定することです。)

 

芸能人も一般人も、高額納税者も納税義務のない人も、政治の批判をする権利は誰にでもあります。若い人に関心を持ってもらうためには、なおのこと有名人に政治批判をしてもらうべきでしょう。

 

 

 

そして、このコロナ禍です。

 

政治に関心を持ち、政治家の力量を見定める機会になりました。

 

大半の国会議員・地方自治体の議員は、選挙に勝つことにだけに優れていて、政治的手腕はほぼないというのは周知の事実ですが、頼りになる優秀な知事や市長がいることが判明したのは好材料でしょう。

外国では、コロナ禍の対応で支持率を上げている政治家も多いようですが・・・

 

 

国家の政策の中でも財政政策と金融政策は非常に難しいので、なにが正解なのかはわかりにくい。というか、正解なんてものが存在するのかさえ分からないと言えます。

(財政については、理解しやすいように家計などに例える場合がありますが、シンプルにしすぎて全くの別物になっています。)

 

しかし誰かが決断しないと物事(政策)は前に進みません。前に進むために決断力が必要なのです。

 

 

政治家に必要なのは恐らく選挙で勝つことでしょう。(嫌味です)

しかし、リーダーに必要なのは勇気と決断力だと思います。

そして、責任を取るのはリーダーの役目でしょう。(責任とは必ずしも辞任とは限らない。)

 

政治家は、国民のリーダーなのでしょうか?

それとも私腹を肥やす、目立ちたがり屋で、きな臭い人の集まりなのでしょうか?

 

 

 

布マスク2枚を全世帯に配ると発表して1ヶ月以上経つが、地方にはまだ全く届いていない。もう市場にはマスクが流通している。400億円をかけた事業が初めから税金の無駄使いと分かっていたが、ここまでひどいとは・・・

 

コロナ禍を戦争に例える人もいるが、そうすると現内閣は戦犯扱いになりかねないでしょう。少なくともこのままでは、戦後最低最悪の総理及び内閣として評価されるのではないでしょうか。

しかし、まだ挽回のチャンスは残っています。挽回してほしいものです。

 

 

 

今回のコロナ禍の教訓により、ほとんどの人が無駄遣いを見直すでしょう。それは、今後の経済の停滞を意味します。株価の維持のみに費やしてきた現政権は、実体経済と株式市場がかけ離れていることを知らない。いや、かけ離れるような仕組みを作ったのが現政権なのかもしれない。

これまでも国の予算は、株価維持のために使われています。これは、金持ち投資家がこのコロナ禍の時も損害を受けずに、逆に、株式投資に無縁の人は、なんの補償もなく貯えを使い果たしていく構造でしょう。

 

 

さらに、今後の景気政策として、大企業には布マスク400億円のように、利益たっぷりの事業が割り振られることでしょう。

小規模零細企業には、そんな事業はなく、ただ休業命令と雀の涙の補償のみ、格差・貧富の差は政治によって生み出されていきます。

 

 

 

私たちは、自分たちに選挙権がまだ平等にあるうちに、政治に関心を持ち、声をあげて批判していくべきです。

自分たちのために。

称賛に値しない、非難ばかりの政治家には、退場してもらいましょう。

 

梶原光規税理士事務所

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